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ここでは、エステサロンや美容室など、サロンの売上アップを目指すためのポイントをまとめています。
そもそも売上とは、以下の式で表せます。
売上 = 集客数 × 客単価 × リピート率
どれか一つにだけ注力しても成果は上がりません。新規を増やしてもリピートしてもらえなければ広告費がかさみ、客単価だけを無理に上げようとしてもお客様の納得を得られなければ逆効果になり得ます。
結果的には、お客様が「通い続けたい」と思えるような施策が重要です。お客様を深く理解し、施術後だけでなく来店前後のフォローを丁寧に行うと、自然とリピート率が上昇し、客単価も納得してお支払いいただけるようになります。
サロンビジネスでは「目の前のお客様」をいかに満足させるかが重要です。価格とサービスが見合っているか、サロンの魅力や世界観がしっかり伝わっているかなど、コンセプトやターゲットを絞り込み、差別化したサービスを提供することで「他のサロンにはない理由」で選んでもらうことができます。
安価競争に陥らないためにも、魅力づくりが欠かせません。
集客には、サロンの世界観や理想のターゲット像を具体化することが必須です。「忙しいワーキングマザー向けの短時間痩身」などコンセプトが明確であれば、SNSやチラシの発信に一貫性が出て、共感してもらいやすくなります。
似たようなメニューだけでは埋もれてしまいがちです。オリジナルのセットメニューや期間限定コース、周年記念などの特別企画を用意し価値を打ち出すと効果的です。
既存客の口コミや紹介は特に効果が期待できるため、下記のような仕組みを用意すると良いでしょう。
口コミや紹介が増えると集客コストを抑えつつ、お客様の質も高まりやすくなります。
地域密着で成功しているサロンは多いです。地元のイベントに参加したり、フリーペーパーやポスティングなどで存在感を示したりすることで、リアルな接触機会を増やします。地域内での認知度が上がると「○○ならこのサロン」と覚えていただけるようになります。
客単価向上には、お客様が「それだけ払う価値がある」と納得する必要があります。高級化粧品や痩身マシン、独自のトリートメントなど、クオリティ向上や珍しさを訴求することで自然な単価アップが見込めます。価格だけを高く設定しても根拠がなければ逆効果になるため、メニューの特徴や効果をしっかり説明してください。
サロン専売品やスタッフがおすすめするホームケア製品を提供すると、売上の安定化が期待できます。ただし強引な売り込みは禁物で、お客様の悩みに寄り添う形で提案することが大事です。
客単価アップにはオプションやコースの提案が欠かせません。お客様の要望や悩みを丁寧に引き出し、「こういうメニューを追加するともっと効果的ですよ」といった提案を的確に行うと、アップセルにつながります。お客様自身も「私のために勧めてくれている」と感じられれば、むしろ喜んでいただけます。
値上げや新メニュー導入後にお客様を失わないためには、施術品質や接客をさらに高める必要があります。技術研修や接客マニュアルの整備、サロン内の清潔感など、見えない部分にまで投資を惜しまず、しっかりと質を上げていくことが肝心です。
クーポンは新規集客に役立ちますが、乱用すると安売りの印象を与えてしまう恐れがあります。「新規限定」「イベント時限定」などルールを設け、客単価と顧客満足の両方を満たすよう心がけてください。また、再来向けクーポンでアップグレードコースを提案する方法もあります。
新規集客にはコストがかかるため、リピートが少ないと経営が不安定になります。一度来店していただいた方が定着してくれれば、広告費を抑えつつ安定した売上を確保できます。特に最初の3回来店までが勝負といわれるため、その間に「また来たい」と思わせる施策が大切です。
リピート率を上げるには、お客様一人ひとりに合った対応が不可欠です。カルテや顧客管理システムを活用し、施術歴や悩み、使用した商品のデータをしっかり残しましょう。記録があれば「前回と比べてどうでしたか?」など再来店時もスムーズに会話を進められ、信頼関係を深められます。
アナログながら、来店時の手書きウェルカムカードや退店後のお礼状(LINEやハガキなど)は効果的です。あわせて「次回予約」や「クーポン情報」を伝えると、来店意欲を保ちやすくなります。
既存客でも変化がなければ飽きが生じることがあるため、季節のキャンペーンや期間限定メニュー、ポイント2倍デーなどを取り入れ、定期的に新鮮味を提供するとよいでしょう。
リピート率を下げる要因は、施術以外でも発生し得ます。予約の取りづらさやスタッフの態度、清潔感の欠如などが原因で離脱されることもあります。小さなクレームでも即座に対処し、お客様の声をくみ取り改善する姿勢が信頼につながります。
面倒な予約手続きがあると、来店を先延ばしにされるケースもあります。LINEや予約システムの導入など、24時間好きなタイミングで予約できる体制を整えれば、キャンセル率や機会損失を大きく減らし、リピート率向上に役立ちます。
サロンの売上を伸ばすには、集客数の増加、客単価の向上、リピート率の改善という3つの要素に注力することが重要です。これらを一度にすべて完璧にする必要はなく、まずは実行できる部分から着実に改善を重ねていくことが大切です。
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